そういえば絵本を読んでないなぁ、と思いながら、先だって久しぶりに
図書館で借りてきた絵本を手に取る。
絵本と言うと子供の読み物と思っている方も多いのではないでしょうか。
でも時には図書館の児童書の部屋をのぞくのも楽しいものです。
そこで見つけた最も面白かった絵本は、
外国の日本語翻訳本になりますが、「カロリーヌとゆかいな8ひき」シリーズ
これはカロリーヌという小さな女の子と8ひきの動物たちの織りなす冒険ストーリーで
日常生活の中でいろんなことをするのですが、
とにかく絵がリアルで表情が豊かで何度見ても楽しくて、
女の子も動物たちもものすごくかわいいのです。
そして、洋書コーナーには
英語や他外国語の勉強をしている方にはとても有難い絵本の数々が揃っています、
で、私が洋書の絵本の虜になったきっかけになった本は、というと
「あらしのよるに」の英語の翻訳本でした。 作:木村裕一 絵:あべ弘士 翻訳:LUCY NORTH
これはお話の展開や絵の魅力などから夢中で一気に読んでしまいました。
英語版は日本語の原本の世界とイメージが違って、言語の持つ力を感じます、
もとの日本語版も後で読みましたが
英語版の方が数倍感情の起伏が大きくて、迫力があって面白かったですね。
言葉の与える影響いうことに対しても、考えさせられました。
日本語は感情もあまり表にださないで平たんな印象です。
外国人から日本人の表情のなさを指摘されるのも納得します。
日本人の中では理解できても外国でははっきりと言葉にしないと理解できない
ということでしょうね。
同じ本でも、自国よりも、他国で翻訳された物が受けると言う現象もありますが
それもひとえに翻訳者のおかげというものがあると思った次第でした。
もっと早く英語の絵本を読んでいたらなーと思ってしまいましたが
今英語の勉強をしている方にはぜひ、いろんな国の絵本を原書で読まれる事を
お薦めしたいです。
で、今日は MAURICE SENDAK
“HIGGLETY PIGGLETY POP !
OR
THERE MUST BE MORE TO LIFE”
- 2010/08/22(日) 21:50:23|
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