こんばんわ~。 今日は枇杷です。
と、言っても果実はもう終わっていますが、
9月は枝先に新芽が勢いよく伸びて、枇杷の新緑の季節でもあります。
そして木は一年を通して今がいちばん美しく、見ごろです。
関東北部のわが県では
花はなんと真冬の最も寒い1~2月ごろですが、
殺虫剤も使わず、肥料もやらなくても
虫もつかず、
果実は毎年6月になるとすずなりです。
生命力が強いというか、
その味は・・
まあまあですが、
(剪定していないので、実はたくさん付いても小粒)

さて、枇杷の木の原産は中国であります。
日本には古代に入って来たようですが、明治時代には茂木や田中などの
果樹としての品種ができ、今は、主に長崎県や鹿児島県、千葉県などの
太平洋側の温暖な気候の土地で栽培されています。
その枇杷は実を食べるだけでなく、
葉や種に有効な成分が豊富に含まれていると言われています。
とくにがんに効く「アミグダリン」という物質が含まれているとか、
、
民間療法として枇杷は古くから重宝されていたようです。
枇杷葉や種に豊富に含まれる成分と効能:
ブドウ糖、ショ糖、果糖、マルトース、でんぷん、デキストリン
「酒石鹸、クエン酸、リンゴ酸、アミグダリン」ーこれらの有機酸は
たんぱく質を消化
するためには
欠かせない成分
タンニン酸、サポニン(去痰作用がある)
特にアミグダリン「別名、ビタミン17」は医薬品の成分でもあり、
癌細胞だけを選んで破壊するというからすごい威力ですね。又沈痛作用があるので
がんの痛みや神経痛などの痛みを和らげます。
(注:今はこのことは確証されてないそうです)
他に、ぜんそく、肝硬変、糖尿病などの慢性の難病にも薬効があるそうです。
では、枇杷葉や種の成分はどのようにして摂取するかというと、枇杷の葉酒や
枇杷種酒にして保存し、常備薬として毎日少しずつ摂りますが、
その作り方は次回書いていきたいと思います。
では皆様、健康にはくれぐれもお気を付けて、
まだ暑いですからね。(でも寒かったりと、)
- 2010/09/09(木) 18:25:08|
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